ご挨拶

第69回 日本臨床検査医学会 九州地方会
第35回 日本臨床化学会 九州支部総会
第 4 回 日本医療検査科学会 九州地方会
           合同学会の開催に際して

佐賀大学医学部臨床検査医学講座
同 病院 検査・輸血部
末岡 榮三朗

第69回日本臨床検査医学会九州地方会、第35回日本臨床化学会九州支部総会並びに第4回日本医療検査科学会九州地方会 合同学会の大会長を仰せつかりました佐賀大学の末岡です。さて、今年度合同学会は久しぶりのフル対面方式で九州大学医学部百年講堂にて開催する運びとなりました。

 今回のテーマを「AI時代を見据えた検査部門の在り方」とさせていただきました。国策としてのDx化事業が進む中、進化する医療においてもAI技術の活用により検査の自動化や高度なデータ解析プロジェクトが動いています。その多様な活動の中から、迅速な診断や治療に貢献できるための検査部門の取り組みを拾い上げることを目的としています。

本合同学会では、アレルギー研究の第一人者でありペリオスチン研究を臨床検査から創薬研究の標的にまで発展させられ、最近世界的に注目される研究成果を発表された、出原賢治先生に特別講演を御願いしております。さらにシンポジウムでは「臨床検査を取り巻く最近のトピックス」を取り上げさせていただきました。共催セミナーや機器試薬セミナーにおいても、臨床検査医学分野が取り組むべき課題や技術の進歩、今後の展望について参加者とともに考える機会となればと思っています。一般演題では、会員の皆様、特に若手の臨床検査医、臨床検査技師の方々に参加していただき、活発な討論ともに企業の皆様との情報交換ができることを期待しております。是非、多くの方にご参加いただき、ご指導ご鞭撻を賜りますよう何卒よろしく御願い申し上げます。

開催概要

会名

第69回 日本臨床検査医学会 九州地方会
第35回 日本臨床化学会 九州支部総会
第4回 日本医療検査科学会 九州地方会合同学会の開催に際して

テーマ
「AI時代を見据えた検査部門の在り方」
会期
2024年3月23日(土)
9:25~17:20(受付/8:50)


場所
九州大学医学部百年講堂
〒812-8582 福岡市東区馬出3丁目1番1号
TEL:092-642-6257
合同学会長
末岡 榮三朗
(佐賀大学医学部 臨床検査医学講座/
 佐賀大学医学部附属病院検査部・輸血部)
         
日本臨床医学検査学会九州支部 支部長
栁原 克紀 
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野

長崎大学病院 臨床検査科 / 検査部
日本臨床化学会九州支部 支部長
梅北 邦彦 
宮崎大学医学部内科学医歯薬学総合研究科病態解析・診療学分野

宮崎大学医学部附属病院 / 検査部
Step.1
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参加者へのご案内

1.参加受付

[参加受付]九州大学百年講堂 1Fロビー
                  8:50~15:50

[参加費]2,000円
[参加証及びプログラム・抄録集]
・受付で参加費をお支払いいただきましたら、参加証(兼 領収書)とプログラム・抄録集をお渡しいたします。参加証は会場内で必ずご着用ください。
・プログラム・抄録集を追加で必要な方は、1冊1,000円でご購入いただくこととなります。総合受付にてお問い合わせください。
※参加証の再発行はいたしません。紛失には十分にご注意ください。

2.会場

講演会場 第1会場 大ホール
第2会場 中ホール1・2
PC受付 1F ロビー
クローク
1F ロビー
見出し ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。

3.その他

・会場内では、携帯電話を切るか、マナーモードに設定してください。
・当番世話人の許可の無い掲示・展示・印刷物の配布・録音・写真撮影・ビデオ撮影は固くお断りいたします。
・会場内は全館禁煙です。

4.開催事務局

佐賀大学医学部附属病院検査部
〒849-8501 佐賀県佐賀市鍋島5丁目1-1
TEL:0952-34-3907
担当:於保 恵

座長・演者へのご案内

【進行情報】

・一般演題:1演題10分(発表7分、質疑3分)
発表終了1分前と終了時に音でお知らせします。円滑な進行のため、時間厳守でお願いします。
・指定演題のご発表時間は個別にご案内いたします。

【座長の皆様へ】

担当セッション開始15分前までに、各会場内右前方の次座長席にご着席ください。
ご担当いただくセッション全体の時間配分については時間厳守でお願いいたします。
プログラムの円滑な進行をお願いいたします。

【演者の皆様へ】

ご自身の発表15分前までに、各会場内左前方の次演者席にて待機してください。
発表終了後、座長の統括終了まで会場内にて待機してください。
1.発表データの受付
学会当日に発表データの受付を行います。参加受付後、セッション開始30分前までにPC受付にて、発表データの試写ならびに受付をお済ませください。また、発表の15分前までに次演者席にご着席ください。
・受付場所:PC受付(1F ロビー)
・受付時間:8:50~15:50

2.発表データ作成と発表方法
・ご発表はすべてPC 発表(PowerPoint)のみといたします。
・当日会場で使用するPCのOSはWindowsです。
・Mac OSで作成されたデータには対応できない可能性がありますので、
 必ずご自身のノートPCをご持参ください。
・一般演題セッション、シンポジウムについてはPCの持ち込みはご遠慮ください。
・データは最新のウイルス駆除ソフトを使用してウイルスチェックを行ってください。
・ご発表データは、Microsoft PowerPointで作成してください。
・フォントは文字化け、レイアウト崩れを防ぐため下記フォントを推奨いたします。
 MSゴシック,MSPゴシック,MS明朝,MSP明朝,
 Arial,Century,Century Gothic,Times New Roman
・バックアップデータとして予備のデータをお持ちいただくことをお勧めします。
・原稿ファイルのタイトルは【セッション名または演題番号】【氏名】としてください。
・PowerPoint上の動画使用は可能ですが、動画データはWindows標準状態のWindows Media Player
 で再生できるファイル形式にて作成し、PowerPointにリンクしてください。
・事前に発表データを作成したPCとは別のPCで、動作確認をお願いいたします。
・動画再生に不安のある方はご自身のPCをご持参いただくことをお勧めいたします。
・作成に使用されたPC 以外でも必ず動作確認を行っていただき、USB フラッシュメモリーでご持参ください。
・ご発表は、演台にセットされているパソコンを使用し、ご自身で操作願います。
・PowerPointの「発表者ツール」は使用できませんので発表用原稿が必要な方は各自ご準備ください。
・発表データは学会終了後、事務局で責任を持って消去いたします。
<PC 本体持込みによる発表の場合>※一般演題、シンポジウムは不可
・会場で用意するPC ケーブルコネクタの形状は、
「HDMI 端子(図参照)」です。
この出力端子を持つPC をご用意いただくか、
この形状に変換するコネクタを必要とする場合には
必ずご持参ください。電源ケーブルもお忘れなくお持ちください。
・画面の比率は16:9推奨です。
・パスワード設定、スクリーンセーバー、省電力設定は事前に解除しておいてください。
・動画データ使用の場合は、Windows Media Playerで再生可能であるものに限定いたします。

日程表

一般演題【微生物①】             9:30~10:00   第1会場     (大ホール)

座長:清祐麻紀子(九州大学病院 検査部

1.我が国での同定検査に新たな測定原理であるATR-FTIR法を用いた測定装置:I-dOneの性能評価
○佐々木伶於、永沢 善三、船島由美子
  国際医療福祉大学 大学院  

2.Candida 属菌に対する薬剤感受性検査方法の比較検討
○中野安実1)、上地あゆみ1)、伊良皆千秋1)、照屋智大1)、今村美菜子1),2)、前田士郎1),2)
1)琉球大学病院 検査・輸血部 2)琉球大学 大学院 医学研究科先進ゲノム検査医学講座

3.アゾール耐性Aspergillus fumigatusの形態異常と遺伝子変異の関連性
○芳之内達也1)、中村朋文1),2)、林秀幸1)、山本景一1)、横山俊朗1)、田中靖人1,3)
1)熊本大学病院 中央検査部 2)熊本大学 大学院 生命科学研究部・血液・膠原病・感染症内科 3)熊本大学 大学院 生命科学研究部・消化器内科学

一般演題【微生物②】        10:10~10:50   第1会場  (大ホール)

座長:三浦 慎和(大分大学医学部附属病院 検査部)

4.全自動遺伝子解析装置Film Arrayが有用であったListeria monocytogenes感染症の一例
○森天海、松浦千夏、岡崎智満、前田淳也、於保恵、大枝敏、末岡榮三朗
佐賀大学医学部附属病院 検査部

5.遺伝子検査法による菌種同定が有用であると考えられたSalmonella Typhiの1症例
○惠稜也1)、橋倉悠輝1)、武田展幸1)、佐伯裕二1)、山田 明輝1)、岩﨑早耶1)、卯野喜大1)、成合七星1)、猪崎みさき1)、梅北邦彦1),2)
1)宮崎大学医学部附属病院 検査部 2)宮崎大学 医学部 内科学講座 呼吸器・膠原病・感染症・脳神経内科学分野

6.Staphylococcus aureus菌血症におけるXpert MRSA/SA BCの有用性の評価
○山下有加、西田留梨子、木部泰志、清祐麻紀子、堀田多恵子
九州大学病院 検査部

7.血液培養から分離された緑膿菌の分子疫学解析
○鍋島賢人1)、村田美香1)、佐々木大介1)、小佐井康介2)、太田 賢治1)、加勢田富士子2)、賀来 敬仁1)、
長谷川寛雄1)、栁原 克紀1),2)
1)長崎大学病院 検査部  2)長崎大学 大学院 医歯薬学総合研究科 病態解析・診断学

一般演題 【血液・輸血】        9:30~10:00  第2会場(中ホール1・2)

座長:岡田 和大(久留米大学病院 臨床検査部)

8.髄液検体中の大量の細菌の影響により多項目自動血球分析装置 XN-3000と計算盤法による髄液細胞数の乖離を認めた1症例
〇中森彩乃1)、松浦成美1)、明利美里1)、後藤亮太1)、下東莉子1)、橋倉悠輝1)、弓削めぐみ1)、猪﨑みさき1)、梅北邦彦1),2)
1)宮崎大学医学部附属病院 検査部 2)宮崎大学 医学部 内科学講座 呼吸器・膠原病・感染症・脳神経内科学分野

9.免疫グロブリンの増加を認めたマントル細胞リンパ腫の一例
〇小山怜奈 1)、佐野遥菜 2)、吉原由利重 1)、南里安耶 1)、川崎誠司1)、若山一夫1)、於保恵1)、岡本翔 2)、
木村晋也 2)、末岡榮三朗 1),3)
1)佐賀大学医学部附属病院 検査部 2)佐賀大学 医学部 内科学講座 血液・呼吸器・腫瘍内科
3)佐賀大学 医学部 臨床検査医学講座

10.抗Fyaを含む複数抗体保有により同定に難渋した1例
〇笠畑澪1)、 舞木弘幸1)、 外室喜英1)、 宮元珠華1)、 江口奈津希1)、 餅原愛1)、波野史典2)、濵田平一郎1)、 古川良尚1)
1)鹿児島大学病院 輸血・細胞治療部  2)鹿児島大学病院 検査部

一般演題【管理運営①】          15:10~15:30  第1会場 (大ホール)

座長:横山 俊朗(熊本大学病院 中央検査部)

11.当院におけるパニック値運用の推移
○荒木遼太1)、山川智弘1)、太田賢治1),2)、長谷川寛雄1),2)、栁原克紀1),2)
1)長崎大学病院 検査部 2)長崎大学 大学院 医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野

12.当院病理部門での試薬管理・運用について
○谷﨑勝利1)、上瀧さやか1)、北村捷1)、甲斐敬太2)、大枝敏1)、於保恵1)、青木茂久2)、末岡榮三朗1)
 1)佐賀大学医学部附属病院 検査部 2)佐賀大学医学部附属病院 病理部

一般演題 【管理運営②】           15:10~15:40   第2会場(中ホール1・2)

座長:山内 恵(琉球大学病院 検査・輸血部)

13.院内アンケートの結果からみる、顧客満足度の変化
○白濱早紀、石垣卓也、大森名起、池之迫美咲、清祐麻紀子、山口恭子、堀田多恵子
九州大学病院 検査部

14.CRC部門における臨床検査技師の役割
○岩切優子1),2)、藤瀬雅子1)、堀田多恵子1)
1)九州大学病院 検査部 2)九州大学病院 ARO次世代医療センター

15.検査部におけるバイオバンク事業支援の取り組み
〇舛田博貴1)、山内露子1)、横山俊朗1)、田中靖人1),2),3)
1)熊本大学病院 中央検査部 2)熊本大学 大学院 生命科学研究部 生体機能病態学分野 消化器内科学講座
3)熊本大学病院 総合臨床研究部バイオバンクセンター

一般演題【生化学①】               15:40~16:20   第1会場(大ホール)

座長:緒方 良一(宮崎大学医学部附属病院 検査部)

16.クレアチニンが偽低値を認めた一症例
○熊野勝斗、松永亜紀、山口一剛、於保恵、大枝敏、末岡榮三朗
佐賀大学医学部附属病院 検査部

17.グリコヘモグロビン分析装置 「The Lab 001 CE-8810」の基礎的検討
○神宮司真子、竹之下友寿、高手恵美、舞木公子、池部彩香、橋ノ口寛仁、中川由美子、波野史典、橋口照人
鹿児島大学病院 検査部

18.リクイチェック糖尿病コントロールの有用性の検討
○古賀綾子1)、原和冴1)、阿部凌侃1)、清永沙梨1)、三浦 慎和1)、髙橋尚彦2)、手嶋泰之2)
1)大分大学医学部附属病院 医療技術部 臨床検査部門  2)大分大学 循環器内科 循環器内科・臨床検査診断学講座

19.改良BCP法を利用し、全てのAlb濃度において補正可能なCa補正式の構築と検証
○石垣 卓也、市成隼人、堀田多恵子
九州大学病院 検査部

一般演題【生化学②】             16:20~16:50  第1会場(大ホール)

座長:山口 一剛(佐賀大学医学部附属病院 検査部)

20.全自動臨床検査システムSTACIAにおける検体保存条件によるKL-6、PIVKA-Ⅱ、IL-2R測定値変動に関する検証
○山口海偉1)、加勢田富士子1),2)、臼井哲也1)、石原香織1)、吉田麻衣子1)、海端亜季1)、高田侑実1)、林田章也1)、長谷川寛雄1),2)、栁原克紀1),2)
1)長崎大学病院 検査部 2)長崎大学 大学院 医歯薬学総合研究科病態解析・診断学分野

21.ELISA法を用いたVEGF-A165, 121の特異的測定と健常ヒト血清, 血漿,及び血小板での検討
○田原明人1)、山口宗一1),2)、大川政士3)、竹之内和則1),2)、東貞行1),2)、藤崎知園子1),2)、大山陽子1)、
田上聖徳2)、橋口照人1),2)
1)鹿児島大学 大学院 医歯学総合研究科 血管代謝病態解析学分野 2)鹿児島大学病院 検査部
3)鹿児島大学 大学院 医歯学総合研究科 心臓血管・消化器外科学分野

22.従来の抗核抗体染色パターンと比較したICAP分類の有用性について
○古澤恭平、牟田誠矢、早田峰子、井上賢二、川野祐幸、内藤嘉紀
久留米大学病院 臨床検査部

アクセス 

九州大学医学部百年講堂
〒812-8582 福岡市東区馬出3丁目1番1号
TEL:092-642-6257

お問い合わせ

〒849-8501 
佐賀県佐賀市鍋島5-1-1